夏野菜の苗を手に、伝承館で農作業体験。

熊本県の伝承館で開催した初めての『九食塾』。
読者の方々との出会いを楽しみに、
お迎えする側のスタッフも緊張気味でした。

竹熊宜孝さんによる「命と食」を考えるお話が始まると、
皆さんが頷きながら真剣な表情に。
続いて、伝承館の敷地にある養生農園で
採れた野菜で作られた昼食が登場。
食卓を囲んで賑やかな時間を過ごすことができました。

午後からは、小雨が降る中、寄元和弘さんを講師に、
家庭菜園講座を決行。
養生農園内に「九州の食卓」が借りている区画で、
堆肥の作り方や畝の立て方、植える苗の間隔など、
役立つ情報満載の講座が。

その後は、全員で堆肥を入れたり、耕したり…。
実際に苗を植え付けて、終了となりました。

 
恐る恐るといった、手つきの方もいらっしゃれば、ささっと手早い方も。今回植えたのはきゅうり、トマト、なすなどの夏野菜


竹熊さんは、お話のほか、名誉園長を務める「公立菊池養生園診療所」の歴史、今に繋がる活動内容なども教えてくださいました


寄元さんの指示のもと、見事に植え付けを行うことができました
 


     

参加者同士が、協力しながら田植え体験。

 5月29日(日)に行われた「第2回九食塾」。

 まずは会場の家主でもある野中元さんの指導のもとで田植え体験。

「ズブブブ…」。田んぼに足を踏み入れると、みるみるうちに土のなかに埋まっていき、あちこちから歓声が。田んぼの中に入るのも初めてだった人もいたようです。

  その後、横一列に並び、田植え開始。苗が足りなくなったら手分けするなど、参加者同士が協力し合いながらの作業です。

  田植えの後は昼食会。かるべけいこさん手作りの「からだに優しい」メニューをみんなでおいしく食べました。

  最後は野中さんの進行でかるべさんに料理全般について話を伺う会。話題は調味料の大切さについてにも及び、参加者の方々も改めて気付かれたことがあったようでした。

 
当日は台風通過のせいもあり、開催が危ぶまれたほど。みなさん合羽を着ての体験です。田植えの時は風が収まっていましたが、終わった途端、強風が。運が良かったようです


昼食会。かるべさんの料理がおいしくて、子どもたちもたくさん食べてくれました



野中さんと、かるべさん。参加者が質問したり、さまざまな交流がありました
 


     

郷田先生は「いらっしゃ~い」と笑顔で出迎えてくださいました。
そしてすっと出されたのが
あたたかいお茶、自家製干し梅、黒砂糖です。
どれもびっくりするくらいおいしくて、じっくり味わって食べました。

「断食って水以外何も口にできないんじゃないの?」と思いますよね。
でもこれが郷田流!

「お腹がすいて食べ物のことしか考えられない!なんて状態になると
 せっかくの時間がもったいないでしょう?」と先生は微笑みます。

そしてお茶をいただきながら、郷田先生のお話タイム。
時に笑いながら、時に涙ぐみながら、真剣に拝聴しました。
お話が一通り終わったらお散歩タイム。
綾の山中を歩きます。

お散歩で少し汗をかいたのと、雨に振られてしまったので
順番でお風呂タイム。
檜のお風呂と五右衛門風呂の2種類のお風呂が選べます。
どちらも木の香りがして、じんわり体が温まりました。

お風呂の後は、少し遅い昼食を。
昆布としそのスープです。
昆布のお出汁が効いていて、とても優しい味。

「私の胃はスープだけじゃ足りないかも…」と思っていましたが、
いただいた後は体と心がほっこりして、
お腹いっぱい!!ではないけれど、不思議と満たされた気分に。

食後は郷田先生とお話をしたり、
本を読んだり、お庭でわんちゃんと遊んだり、お昼寝したり。
普段の生活ではほとんどない、ゆったりとした自由時間を過ごします。

夕食は19時。
昆布、玉ねぎ、かぼちゃのスープです。
玉ねぎとかぼちゃの甘みが出ていて、
お昼にいただいたスープよりもまあるい味がしました。
食事の時は、皆さんすごーく静かになります。
ゆっくりと、素材の味を確かめながらいただくような、
そんな食事風景です。

食事が終わっても、まだまだ話が尽きません。
郷田先生に自分の体調を相談したり
、漢方の考え方を教えていただいたり
とても勉強になる時間が続きました。

「口でおいしいと感じるものが、体においしいものだとは限らないのよ」
「何を食べればよいのかは、風土が教えてくれる」
「食は精神面と深く、強く、結びついているの」

郷田先生の言葉は、すぅーっと頭に入ります。
スープしか食べていないのに満たされた気分でいられるのは
郷田先生の言葉が心地よいからかもしれませんね。

2日目。

この頃むくんで目が奥二重になっていた私ですが
鏡を見ると懐かしい二重まぶたが復活していました。

断食効果でしょうか。
このまま断食し続けようかと思いました。

「おはよう!よく眠れた?」と言いながら
郷田先生が準備してくださった朝食は
発酵にんじんと甘酒のジュース、そして自家製干し梅。

「体があったまるよ~」と郷田先生に言われた通り
飲み終わって数分経つと体がポッポポッポしてきました。
少し肌寒い朝だったので上着を着ていたのですが、
暑くて脱いでしまうほどの体温上昇。
食べ物の力ってすごいです。

朝食の後は「結い診療所」の中村先生からお話を伺います。
たくさんの命と向き合ってこられた郷田先生と中村先生のお話は
重くもあり、あたたかくもあり、
断食が終わった今でも鮮明に思い出せるものばかりです。

お話の後にお昼をいただきます。
玉ねぎ、キャベツ、にんじん、レモンなどなど具だくさんのスープです。
カレー粉を使っていないのにカレーの味がする不思議なスープは
レモンのさわやかな香りと酸味でさっぱりとした味わい。
スパイシーで、また体が温まりました。

最後に郷田先生お手製のお弁当を受け取ります。

お…おいしそう…!

雑穀米、梅のしょう油漬け、ナスの煮浸し、旬野菜のかき揚げ、
めかぶの和えもの、黒木農園こだわり卵のたまご焼き…。

お弁当を見て思わず「ぐぅぅぅ~」と鳴ってしまった私のお腹の音を聞き
笑いながら「じゃぁそろそろ解散しましょうか」と郷田先生。
これまで心にまとわりついていたものがつるんとむけたように感じました。

プライベートでもまた郷田先生の元を訪れたいと思います!

 















 



     

プレオープンしたばかりのTAOリトリートビレッジで開催。
あその大自然に囲まれた、とてもすばらしい場所でした。

まず、最初に菊芋料理研究家の北里洋子さんと一緒に農園の見学。
野菜のいのちに関するお話を聞きながら
にんじんやきゅうりなどを収穫しました。

メインハウスへ戻ると、早速料理教室のスタート。
マクロビオティックの考え方を説明してもらいながら、
料理のデモンストレーションが始まります。

新鮮な旬の野菜を、無添加の調味料でスンプルに
味付けしていくスタイルは
参加者の皆さんの興味を強く引いた様子。

完成した料理は、メインハウスのデッキスペースで
気持ちよくいただきました。

午後は、「TAO塾」代表の波多野毅さんによる
笑い声が絶えない楽しい講話です。
楽しい中にも色々と考えさせられることが多かったお話でした。