郷田先生は「いらっしゃ~い」と笑顔で出迎えてくださいました。
そしてすっと出されたのが
あたたかいお茶、自家製干し梅、黒砂糖です。
どれもびっくりするくらいおいしくて、じっくり味わって食べました。
「断食って水以外何も口にできないんじゃないの?」と思いますよね。
でもこれが郷田流!
「お腹がすいて食べ物のことしか考えられない!なんて状態になると
せっかくの時間がもったいないでしょう?」と先生は微笑みます。
そしてお茶をいただきながら、郷田先生のお話タイム。
時に笑いながら、時に涙ぐみながら、真剣に拝聴しました。
お話が一通り終わったらお散歩タイム。
綾の山中を歩きます。
お散歩で少し汗をかいたのと、雨に振られてしまったので
順番でお風呂タイム。
檜のお風呂と五右衛門風呂の2種類のお風呂が選べます。
どちらも木の香りがして、じんわり体が温まりました。
お風呂の後は、少し遅い昼食を。
昆布としそのスープです。
昆布のお出汁が効いていて、とても優しい味。
「私の胃はスープだけじゃ足りないかも…」と思っていましたが、
いただいた後は体と心がほっこりして、
お腹いっぱい!!ではないけれど、不思議と満たされた気分に。
食後は郷田先生とお話をしたり、
本を読んだり、お庭でわんちゃんと遊んだり、お昼寝したり。
普段の生活ではほとんどない、ゆったりとした自由時間を過ごします。
夕食は19時。
昆布、玉ねぎ、かぼちゃのスープです。
玉ねぎとかぼちゃの甘みが出ていて、
お昼にいただいたスープよりもまあるい味がしました。
食事の時は、皆さんすごーく静かになります。
ゆっくりと、素材の味を確かめながらいただくような、
そんな食事風景です。
食事が終わっても、まだまだ話が尽きません。
郷田先生に自分の体調を相談したり
、漢方の考え方を教えていただいたり
とても勉強になる時間が続きました。
「口でおいしいと感じるものが、体においしいものだとは限らないのよ」
「何を食べればよいのかは、風土が教えてくれる」
「食は精神面と深く、強く、結びついているの」
郷田先生の言葉は、すぅーっと頭に入ります。
スープしか食べていないのに満たされた気分でいられるのは
郷田先生の言葉が心地よいからかもしれませんね。
2日目。
この頃むくんで目が奥二重になっていた私ですが
鏡を見ると懐かしい二重まぶたが復活していました。
断食効果でしょうか。
このまま断食し続けようかと思いました。
「おはよう!よく眠れた?」と言いながら
郷田先生が準備してくださった朝食は
発酵にんじんと甘酒のジュース、そして自家製干し梅。
「体があったまるよ~」と郷田先生に言われた通り
飲み終わって数分経つと体がポッポポッポしてきました。
少し肌寒い朝だったので上着を着ていたのですが、
暑くて脱いでしまうほどの体温上昇。
食べ物の力ってすごいです。
朝食の後は「結い診療所」の中村先生からお話を伺います。
たくさんの命と向き合ってこられた郷田先生と中村先生のお話は
重くもあり、あたたかくもあり、
断食が終わった今でも鮮明に思い出せるものばかりです。
お話の後にお昼をいただきます。
玉ねぎ、キャベツ、にんじん、レモンなどなど具だくさんのスープです。
カレー粉を使っていないのにカレーの味がする不思議なスープは
レモンのさわやかな香りと酸味でさっぱりとした味わい。
スパイシーで、また体が温まりました。
最後に郷田先生お手製のお弁当を受け取ります。
お…おいしそう…!
雑穀米、梅のしょう油漬け、ナスの煮浸し、旬野菜のかき揚げ、
めかぶの和えもの、黒木農園こだわり卵のたまご焼き…。
お弁当を見て思わず「ぐぅぅぅ~」と鳴ってしまった私のお腹の音を聞き
笑いながら「じゃぁそろそろ解散しましょうか」と郷田先生。
これまで心にまとわりついていたものがつるんとむけたように感じました。
プライベートでもまた郷田先生の元を訪れたいと思います! |